ピタットハウスライブラリー ~賃貸・売買のお役立ち情報~ 一人暮らしの生活費っていくらかかる? 毎月の費用と初期費用について

初めての一人暮らしは不安がいっぱい・・・!
なかでも生活費に関する心配がある方も多いのではないでしょうか。
一人暮らしの生活費について、「初期費用」と「毎月の費用」に分けて、事前に計画を立ててみましょう。

POINT 01 居住エリアを決めて
「毎月の費用=家賃+水道光熱費」を算出しよう

まずは家賃相場を把握する

一人暮らしをスタートするときは、何はともあれ「どこに住むのか?」を最初に決めていきます。通勤や通学に便利な公共交通機関の沿線に住むのか、それとも実家からのアクセスを優先するのかなど、借主によってエリア選びの優先順位があるのではないでしょうか?

居住エリアを最初に決める理由は、エリアごとに「家賃相場」があり、毎月かかる賃料+管理費の算出に役立つからです。住みたいエリアが決まったら、駅からの距離や、築年数、周辺環境、防災ハザードマップのチェックや、ペットの飼育可否、Wi-fiの有無などを確認してから、賃料と管理費に見合っているか比較検討をしていきます。

Point!
物件検討のチェックポイント
  • 駅からの距離
  • 周辺環境
  • ペット飼育可否
  • 築年数
  • 防災ハザードマップ
  • Wi-Fi有無

水道光熱費とスマホ代を考える

家賃以外にも、水道・ガス・電気などの「水道光熱費」と呼ばれる費用は毎月かかります。水道料金は都道府県や市町村によって基本料金が違いますし、ガスは都市ガスとプロパンガスでも費用が変わってきます。電気に関しては、最近は電力自由化などもあり利用する会社によっても差が出てきます。入居の際にはお得な料金プランがあるかどうか、まずはピタットハウスで相談してみましょう。

また、意外と負担が大きいものは、スマートフォンの利用料と、インターネット関連の通信費になります。スマートフォンや携帯電話は個人ごとの契約になりますが、出費がかさむ引っ越しのタイミングで契約内容の見直しを行うのがおすすめ。格安プランに乗り換えたり、不要なオプションに契約していないかなどをチェックしたりすることで、支出を抑えることができます。
また、賃貸物件によってはWi-fiやケーブルTVの利用料を含んだ家賃を提示しているところもありますから家賃の検討材料のひとつにしてみましょう。

Point!
家賃以外の費用リスト
  • 水道代
  • 電気代
  • インターネット通信料
  • ガス代
  • スマートフォン利用代

POINT 02 実際いくらかかる?
ライフスタイル別費用の内訳

次に都市ごとに「1R・1K・1DK」の賃料の平均値を出してみました。
東京23区内は9.7万円。北海道は3.7万円と同じ広さでも住むエリアによって2.5倍以上も金額の差がでてきます。
それでは、ライフスタイルによって、賃料と生活費にどれだけの違いがあるのか考えていきましょう!

エリア 間取り 家賃相場(万円)
東京23区 1R・1K・1DK 9.7
大阪府 1R・1K・1DK 5.3
愛知 1R・1K・1DK 4.9
福岡 1R・1K・1DK 4.3
北海道 1R・1K・1DK 3.7

(参照:https://www.pitat.com/  掲載物件データより)

学生の一人暮らしにかかる費用・相場

大学生の家賃以外の生活費の相場は7万5,160円ですが、アルバイトの収入相場は3万3,600円という調査結果があります(※1)。一般的には、生活費はアルバイト代と奨学金を軸に、足りない場合は親からの仕送りで補填してもらう必要があります。

参考までに、大学生の親世代として考えられる40代~50代の社会人平均年収は600万円(※2)。その中で学費と生活費を捻出するのは、親にとっても負担が大きいはず。兄弟・姉妹がいればなおさらです。
この金額をふまえて、まずは家庭ごとに家賃に充てられる金額を考えてみましょう。家賃を安く抑える方法としては、駅から10分以上、ユニットバス、コンロが一口の物件を選ぶなど、条件を妥協することです。立地や設備を考慮しながら、予算に見合う物件を探します。

学生賃貸特集はこちら
【出典】
※1 全国大学生活協同組合連合会「第55回学生生活実態調査 2019年」
※2 厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況」

新社会人男性の一人暮らしにかかる費用・相場

賃料の目安として「家賃の相場は給料の3分の1」という数字をみたことがある人もいるのではないでしょうか? 「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)(厚生労働省)」(※3)の調査をみると、大学卒の初任給は平均21万200円となっています。この数字から、新社会人の家賃の相場は平均して約7万円が算出できます。
その上で「家計調査(総務省統計局)」(※4)によると、一人暮らしの男性の消費支出は約13万円。

働く地域や会社によって初任給は大きく変わってきますし、残業代がプラスになることもありますが、家賃と生活費をプラスすると初任給ギリギリの数字が計算できます。エリアごとの家賃相場を参考に、職場の位置や通勤時間などにも考慮しつつ、住むエリアを検討すると家賃が抑えられ、生活費に余裕が生まれてくるでしょう。
また、一定期間の家賃がタダになるフリーレント物件もあるので、賃貸契約の初期費用を抑えたい場合にはおすすめです。

フリーレント特集はこちら
【出典】
※3 厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」
※4 総務省統計局「家計調査結果 家計収支編 2020年」

新社会人女性の一人暮らしにかかる費用・相場

女性の場合、男性よりも生活費がかさむ傾向があり、家賃以外の生活費の相場は約14万円(※5)です。加えて、さらに女性ならではの「こだわり条件」で物件を選ぶため、家賃相場も高くなっています。駅近で、繁華街の物件を選んだばかりに家の外の音がうるさい・・・というトラブルもなきにしもあらず。コンビニ併設の建物の場合は便利な反面、多くの人が立ち寄る場所でもあるので安全衛生面など管理状況など事前にチェックが必要です。

また不審者が入ってこられない「オートロック式」の建物では、エントランスとエレベーター、そして自宅のドアと厳重なセキュリティ対策をとっている物件もあります。 周辺環境や治安、安全衛生面、建物自体のセキュリティ対策など、入居前にピタットハウスの店舗スタッフから詳しく情報を聞いておきましょう。
参考までに、東京23区の1R・1Kで、2階以上、TVモニター付きインターホン、オートロックのこだわり条件でお部屋を探した場合、10万2,450円が家賃相場です。

【出典】
※5 総務省統計局「家計調査結果 家計収支編 2020年」

POINT 03 引っ越しなど一人暮らしを
始めるためにかかる初期費用は?

初期費用や手続き関係の費用をひとつずつチェックしていきましょう!

大家さんに支払う「敷金・礼金」

敷金・礼金とは、賃貸物件を借りるときに大家さんに支払う費用になります。 「敷金」は担保の意味合いがあり、退居するときに損傷や汚れがあった場合はここから修繕費用を支払います。また「礼金」は文字のごとくお礼の意味合いがある費用です。
これらは物件によって金額が異なります。例えば、家賃が9万円の物件があった場合、敷金1カ月・礼金1カ月の物件と、敷金礼金無料の物件では初期費用として18万円も差が出てきます。ただし、敷金無料の物件は退去時に費用がかかる物件もあります。
参考までに、ペット可の物件は汚れる可能性が高いために敷金は高めに設定されていることが多いです。
関西では、敷金と礼金の項目が関東と異なります。 敷金にあたるのは「保証金」という名称で仕組みは関東とほとんど同じです。
礼金にあたるのは「敷引き」という名称で、「保証金」の中から退去時に入居者に返金する必要がない金額を決めたものになります。
退去時に保証金から修繕費と敷引きを差し引いた金額が入居者に戻ってくるという仕組みです。

敷金礼金0特集はこちら

一人暮らしを始めるときにはまとまったお金が必要

一人暮らしに必要な月々の費用と初期費用。
知識として頭の中にいれて、予算の目安を立てるのじゃ。
すでに引っ越しを検討しているのであれば、初期費用分だけでも貯蓄をしておくと資金繰りも計画を立てることができるぞ。
ピタットハウスの店舗スタッフに相談し、アドバイスを参考にしながら、
失敗のないようにお部屋選びを進めるのだぞ。。

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