都市林に生きる動植物の生態研究フォールド
田無演習林- 東京都西東京市緑町1丁目1-8
田無駅からバスで10分ほどの「六角地蔵尊前」で降りると、田無演習林があります。
ここは、東京大学が実習や研究のために設けた7つの演習林のうちのひとつです。
約300種の多様な樹木が植えられ、都市林に依存した動植物の生態研究フィールドとして利用されています。
また、圃場では苗木を利用した樹木生理に関する研究などが行われています。
一般公開は、平日の午前9時から午後4時ですが、春や秋を中心に年数回、休日にも演習林を公開しています。
春はハンカチノキやヒトツバタコ(なんじゃもんじゃの木)が、秋はカエデなどの紅葉が見ごろとなります。
春と秋の年2回、小中学生向けに楽しみながら樹木の名前や特徴を覚える「子ども樹木博士認定会」を開催したり、
夏休み期間中に小学生やその保護者を対象とした森林教室を行うなど、地域の小中高校生や一般市民を対象とした森に関する様々な公開講座を行っています。
通常の公園とは異なり食事やペットの同伴はできませんが、ルールを守り身近な森で樹木観察や散歩をお楽しみください。